文学フリマ御礼、など

昨日は、第二十八回文学フリマ東京お疲れさまでした。
当サークルにお越しくださった皆様、本をお手に取ってくださった皆様、ありがとうございました!
毎回毎回、イベントが終わるたびにあれはああだったかなとかこうした方がよかったかなとか、そんなことばかりつい考えてしまって、あの後も「お疲れ会というか反省会だね」と言いつつとりあえず浜松町近隣で調べたお店で牛カツを食べたら美味し過ぎて反省どころか何もかも吹っ飛びました(一時的にですが)。美味しいものの威力は恐ろしい。

そんなわけで、ゆうべは反省らしき反省もろくにしないまま疲れて寝たのですが、後から思い返すと個人的にいくつか気になった点はあったなあ、と。
まず、今回は第一展示場ということで、前回まで2フロアに分かれていたのがガチャコーンと1つになった上に過去最大の参加者数。今までの例からすると、とても膨大に感じてしまいました。多分というかほぼ確実に全部見きれなかった。もちろん買う立場からすれば嬉しい悲鳴ですが、スペースの配置場所によっては意外と目につきにくいところもあったかも。
あと、我々「風見鳩」の今回の配置はちょうど右側に柱があって、スペース内にいると右隣のサークルさんのお顔が全く見えませんでした。それは一般でお越しくださった方たちにも同様で、私たちの側を左手に見て直進した時ちょうど柱に隠れて見えづらかったのではないか、と。柱には全体図が貼ってあったし、ちょうど人がそばに立ちやすいからなおさら。
だからといって、当サークルの売り上げが劇的にどうこう、なんてことは全然影響なかったんですけどね(あくまでも、全体的に見てやや不利な配置だったかな?という個人的な意見にすぎませんのであしからず)

まあ何といっても毎回恒例の反省点は、なかなか自分から話しかけることができないという一点に尽きますが(勤めてる職場で、隣の人と一緒にお昼を食べるのに一年三ヶ月くらいかかったという笑えない過去があります)
ただでさえATフィールド全開な雰囲気を醸し出してる上にマスク姿で(実をいうと昨日の朝いきなり唇が腫れてしまった。よりによって当日の朝に。今は治りました)なんか本当にすみませんでした。毎回思ってる気がするけどこれ。でも本当にありがとうございました。

なんだかんだ言っても、私はあの文学フリマの空間が好きなんです。今回も素敵な御本に巡り合えたし。
諸事情により、半年に一度、東京での開催時に参加しております「風見鳩」ですが、11月の文学フリマでは、現在投稿サイトにて連載中の『イノシチ 旅に出る』を一冊にまとめて出せたらな、と目下奮闘中です。あと、一行詩集の続き「ペ」「ポ」についても進行中です。イノシチのLINEスタンプもそのうち出せたらなあ……などと考えております。よろしくお願いします。


たまに、詩が書きたいのか物語が書きたいのか分からなくなってきますな。もう分からなくなりかけてるけど。
何でもありだっていいじゃない!と脳内で本能の自分が叫びますが、結局はどれもこれも中途半端に終わるんだろう?って理性的なもう一人の自分が毒づいています。
もともと詩を書いていた人間なので、初めて文フリに参加した時から詩のジャンルでスペースを取ってきましたが、『イノシチ』シリーズでそこそこ長いお話も書くようになってきたのではたしてこのままで大丈夫だろうか?という思いが常にあるのは事実です。
ですが、私たちは詩などの文章担当(宮本小鳩)と、イラスト・デザイン全般担当(mos1031)のチームです。言葉とビジュアル的なもののコラボ、という観点からすると一概に文章系サークルとも言いきれない部分があります。
ですから、まあおそらく当面は詩(その他)的なジャンルでいこうか、と思っております。これを書いている今の時点では、ね。
『イノシチ』も、もしかしたら詩を書いてきたからこそ生まれてきたものかもしれない、と最近たまに考えることがあります。
色々なことが混ざり合って人生の糧になるのですから、きっと無駄なものなどない、と信じたいです。

長くなってしまいました。そろそろこのあたりで。
これからも頑張ります!

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